朝は早め。時間帯的に車で出る。
早朝から快調なポスドクEさんには9時からの有機農業の国際セミナーに出てもらう。その裏で私と本当は休みなのだが出てきてもらったパートさん、業務の方で実験室にあるモノを新研究室に運んで適当に設置する。一日潰れると思ったら、昼前に終わった(と思った)。これならセミナーに行ける!みなさんありがとうございました!昼休みにEさんが研究室に来て、「淵瀬は来ないのか」と訊かれたそうだ。午前中のセミナーの話題こそ私の研究に関係が深いから。午後はこのセミナーに出る。土壌中の物質移動のモデルの話、午前中からなんか眠かったが、セミナーの間半分は眠っていた・・・ぐーぐー言っていたらしい(Eさん談)。
レギュラーな講演が終わった時点で私は帰ることにした。その前の休憩時間に、任期付の助手から昇進してパーマネントな助教授になったKSD女史に挨拶、Eさんを紹介する。と、私は、ではここからはお若い方々で、外れて個人的に挨拶をしておきたい人や異動した元ボスに実験室に置いてあるHPLCを移動してもらうよう頼んだりして研究室に引き返す。確認をしたつもりだったが、空になった元の研究室の滅多に開けない引き出しなどからまだものが出てきたり、その後始末をする。
明日午後は、KSD女史と共同研究の打合わせの予定。

先週末に妻と旅行したときEさんは結構質のいい人のようだと言っていた。まあ確にそうだし、彼の話を聞いて、彼のスペシャリティを生かして私たち(ってか私と研究のリーダー)の望む研究とWin-Winに持って行く、というのも何だか道筋がついた。物事は臆せずきちんと話し、要望も筋が通っている。私自身はポストドクトラルフェローはいっぱしの研究者として職場の研究に主体的に取り組んで欲しいと思っている。が、職場としては、時間単価の高い被雇用者として扱われている感じである。実際管理職Tなんかはそうだし、科研費等の扱いも、出してもいいが情報は私の方に回すとか、何か変。博士号は単なる免許証ではなく一人前の証だと思うのだが。

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