9/22 金・晴れ：エクスカーションをずる休みして

　朝はゆっくり目。朝食を軽く食べて、一服したら、論文の査読。もう読めたもんじゃない穴だらけの論文に怒りの連鎖で本文よりコメントのほうが長くなった。真似っ子省力論文で必要な情報が空っぽなんだから。精々がんばって直すんだね。メジャーリビジョンで再審査、とはしたけど私の突込みをクリアした程度で編集委員の判断により受理されるかどうか？まあもう一人の査読者のコメントが簡単なものなら可能性は無きにしも非ずだが。夏作物を冬に作れば、なんてシュールなことを書くぶっ壊れ院生にはそれなりの処置をしようよ、理性ある学会の雑誌の編集委員さんと査読する諸氏。終わったらすごく力が抜けた。まだまだ書き足りない位だが。
　なんだかんだしていたら、16時近くなる。空腹感は感じなかったが、何も食べないのはこれからの飲みに影響するから、車窓から見えた近くの大型ショッピングセンターに行って市場調査と軽く食べるものを買いに行く。韓国のショッピングセンターは、感じとしては日本にも通じるものがあり、通貨の交換率を1:0.08位で見ると、まあお得というとお得だが、馬鹿安いかどうかは微妙。
　ホテルに帰ってみると、ちょうどルームメーキング中。妙な時間まで滞在してしまって悪い気がする。
　夕食を共にする約束をした李さんからの連絡を待ちながら、うとうとする。電話があったのは19時頃。忙しいとは聞いていたけど、ここまでとは。行ったのは中華料理屋さんで、ずいぶんと拾い部屋に通された。「今日エクスカーションに行った人も集まるよ」、とのこと。エクスカーションの人たちが来るまで、しばし李さんの発表のスライドに関して質疑する。「私の希望であり、S部長の要求は、共著で国際誌に論文を通すことなので、あなたの発表に使った資料の名前を教えてほしい。後でメールするので」と告げる。がんばれるかな。
　予定時刻を大きく遅れてエクスカーションの人達がやってきて、食事会のはじまり。管理職抜きの気軽な一席。中国人氏にアメリカ人氏が「これは中華料理か？」と訊くと、「いやこれは中華スタイルの韓国料理だね」とのこと。皆で笑いあい、親睦を深められ、旨い料理と酒をやるには最高の環境だった。
　ホテルに帰り、桑の実のお酒をお土産にもらい、明日の出発時刻を確認し、解散。今回化粧品とお酒をもらったが、これだけスーツケースに入るかなぁ？
　今日は私の余ったチケットでコンサートに行っている。もう帰っている時刻だと思って電話したが通じない。どうしたんだろう？

　昨日気合がなくて風呂に入れなかったので今日こそ入るつもりだが、なんか眠いぞ・・・