9/20 水・晴れ後曇り:共同研究の発表日
2006年9月20日 旅行 妙に早く目覚める。昨日はそんなに飲んでないし、水も随分飲んだのだが。
朝食はバイキング、が五つ星としてはちょっと貧弱かも。
ロビーに集合し、バンで農業試験場に移動。部長、場長と会って、いざ共同研究の発表が始まる。共同研究を行っているカウンターパートの韓国側が先に発表し、次に日本側が発表する形式。私は2つ目の研究題目で、カウンターパートの李さんは6月に韓国で私がセミナーで話たLCAで地域農業の問題点を評価することと製作中の地域レベルの窒素収支データベースの紹介、私は李さんにもらったデータから求められる韓国都市農業と地方(道単位)農業の違いと共にこれを集合させた韓国での農業生産における窒素収支と日本の窒素収支の比較について発表した。ところどころミスのある(半分はパワーポイントのバグのせいだ)スライドと詰まり詰まりの英語で何とか発表を終え、なんとか質問も李さんのアシストを受けながらこなした。私と李さんの発表を聞いた韓国の部長曰く、「共同研究として非常によく出来ている」と太鼓判。やったね。
休みを挟んで昼食はサムゲタン、鶏一羽にナツメと朝鮮人参ともち米を腹の中に入れて煮た辛くないスープで私の好物(もっと朝鮮人参を入れて欲しい!)だが、ここではスタイルが違ってもち米がスープの中に入っていた。熱くて食べにくかった。これにドメスティックな焼酎を一杯くいっとやればもう最高。
午後は引き続き発表会。途中居眠りしてしまった。ふと気づくとおやつにみかんと葡萄の皿が机に出ていた。うむぅ。今後の研究のこともあるので、土壌図に関する発表があったときに、韓国が億単位のお金をかけて作ったデジタル土壌図のアウトプットを貰えるようお願いした。韓国の土壌は花崗岩を母材とする土壌ばかりなので、比較的単純な図だった。ただし、済州島は火山灰土でまったく違うけど。
一通り発表が終わってブレイクを入れたら厳しい話、この共同研究はプロジェクトとしては今年で終わるのだが、韓国は他の農業試験場を絡めて一大プロジェクトとしたいが、こちら側は上手く予算処置があるかどうかが厳しく、これには訪韓団のトップ・S部長も極めて厳しい回答しか出来なかった。このプロジェクトのまとめとして、英語の本を出すことも話し合い、しばらく先になるが、日本で開くこのプロジェクトの報告会のときにもうちょっと細かく決めようということになる。
夕食は焼肉屋でカルビを食べる。テーブルは諸般の事情で韓国の場長、部長、こちらのS部長。緊張したが、「こいつは弱いからあまり飲ませないほうがいい」とS部長が牽制してくれたおかげで、のりのり場長の攻撃がかなり弱くなって、おいしいうちにお酒を飲み終わり、楽しい時間をすごせた。宴も終わりくらいに部長から一言、「今回の発表を李さんと連名で論文にして出版せよ」とのこと。「後いくつか情報が集まれば十分に対応できますから、狙ってます」と答える。こんな楽しいこと、逃さないよ。
しかし今回結構文化違うな、と思ったのは、場長はウエイトレス兼肉の世話係の女性に「まあ座って」と杯を交わしたり、あ〜んして、で焼肉を食べさせたり、その間さりげなくお尻触ってたり。さすがにちょっと引いた。
ホテルに帰り、明日はどのように行動するかを話し合い、解散。部屋に戻ってメールを見たら、妻からマウスがないよ、とメール。あ、もって来ちゃったんだ。ごめんよぉ。電話したら緊急時用ノートパソコンもネットにつながらないという。私はネット接続をした経験があるのだが、どうなっているのだか。と、部屋のベルが鳴る。管理職Sだ。明日の国際集会の要旨集と集合時間の変更を伝えているのだった。ありがとうございます。
後は風呂に入ってネットを巡回して日記を書けば後は寝るだけ。場長の長い話のせいもあって、時間的には遅くなった。明日は遅くてもいいが、救い。要旨をぱらぱら見たら、T大のK名誉教授の話の終わりあたりに結構私の論文が引用されていた。このことを妻に言ったら、「お兄さんやるじゃん、家ではトドだけど」
明日どれだけおきていられて、話を消化できるかな。その後も飲み会がありそうだが・・・
朝食はバイキング、が五つ星としてはちょっと貧弱かも。
ロビーに集合し、バンで農業試験場に移動。部長、場長と会って、いざ共同研究の発表が始まる。共同研究を行っているカウンターパートの韓国側が先に発表し、次に日本側が発表する形式。私は2つ目の研究題目で、カウンターパートの李さんは6月に韓国で私がセミナーで話たLCAで地域農業の問題点を評価することと製作中の地域レベルの窒素収支データベースの紹介、私は李さんにもらったデータから求められる韓国都市農業と地方(道単位)農業の違いと共にこれを集合させた韓国での農業生産における窒素収支と日本の窒素収支の比較について発表した。ところどころミスのある(半分はパワーポイントのバグのせいだ)スライドと詰まり詰まりの英語で何とか発表を終え、なんとか質問も李さんのアシストを受けながらこなした。私と李さんの発表を聞いた韓国の部長曰く、「共同研究として非常によく出来ている」と太鼓判。やったね。
休みを挟んで昼食はサムゲタン、鶏一羽にナツメと朝鮮人参ともち米を腹の中に入れて煮た辛くないスープで私の好物(もっと朝鮮人参を入れて欲しい!)だが、ここではスタイルが違ってもち米がスープの中に入っていた。熱くて食べにくかった。これにドメスティックな焼酎を一杯くいっとやればもう最高。
午後は引き続き発表会。途中居眠りしてしまった。ふと気づくとおやつにみかんと葡萄の皿が机に出ていた。うむぅ。今後の研究のこともあるので、土壌図に関する発表があったときに、韓国が億単位のお金をかけて作ったデジタル土壌図のアウトプットを貰えるようお願いした。韓国の土壌は花崗岩を母材とする土壌ばかりなので、比較的単純な図だった。ただし、済州島は火山灰土でまったく違うけど。
一通り発表が終わってブレイクを入れたら厳しい話、この共同研究はプロジェクトとしては今年で終わるのだが、韓国は他の農業試験場を絡めて一大プロジェクトとしたいが、こちら側は上手く予算処置があるかどうかが厳しく、これには訪韓団のトップ・S部長も極めて厳しい回答しか出来なかった。このプロジェクトのまとめとして、英語の本を出すことも話し合い、しばらく先になるが、日本で開くこのプロジェクトの報告会のときにもうちょっと細かく決めようということになる。
夕食は焼肉屋でカルビを食べる。テーブルは諸般の事情で韓国の場長、部長、こちらのS部長。緊張したが、「こいつは弱いからあまり飲ませないほうがいい」とS部長が牽制してくれたおかげで、のりのり場長の攻撃がかなり弱くなって、おいしいうちにお酒を飲み終わり、楽しい時間をすごせた。宴も終わりくらいに部長から一言、「今回の発表を李さんと連名で論文にして出版せよ」とのこと。「後いくつか情報が集まれば十分に対応できますから、狙ってます」と答える。こんな楽しいこと、逃さないよ。
しかし今回結構文化違うな、と思ったのは、場長はウエイトレス兼肉の世話係の女性に「まあ座って」と杯を交わしたり、あ〜んして、で焼肉を食べさせたり、その間さりげなくお尻触ってたり。さすがにちょっと引いた。
ホテルに帰り、明日はどのように行動するかを話し合い、解散。部屋に戻ってメールを見たら、妻からマウスがないよ、とメール。あ、もって来ちゃったんだ。ごめんよぉ。電話したら緊急時用ノートパソコンもネットにつながらないという。私はネット接続をした経験があるのだが、どうなっているのだか。と、部屋のベルが鳴る。管理職Sだ。明日の国際集会の要旨集と集合時間の変更を伝えているのだった。ありがとうございます。
後は風呂に入ってネットを巡回して日記を書けば後は寝るだけ。場長の長い話のせいもあって、時間的には遅くなった。明日は遅くてもいいが、救い。要旨をぱらぱら見たら、T大のK名誉教授の話の終わりあたりに結構私の論文が引用されていた。このことを妻に言ったら、「お兄さんやるじゃん、家ではトドだけど」
明日どれだけおきていられて、話を消化できるかな。その後も飲み会がありそうだが・・・
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