9/1 金・曇り一時雨：なんだかんだと動き回り

朝はどうにも起きられず、結局車で定時前に到着。ポスドクEさん自身の事務処理をしてもらって、後うちの組織のメンバーに挨拶周り。いやはや、何をどうすればいいか、なんか迷ってばかりである・・・ずっと下っ端&独立行動が主だったのもあって。
来週月曜から秋田に学会で行くのでその宿を探すが、「旅の窓口」なり「じゃらん」ではイマイチの宿しかないか、高価。もしや、と思って東横インを検索すると、喫煙・ダブルだが、それなりの価格で駅前に陣取れる事を発見、即予約。新幹線の切符は明日買おう。
国際集会の英文要旨は取り敢えず書けたし体裁も整えたので、英語は問題あるけど出稿。オンラインでどうやって出すか手間取ったが、〆切にはなんとか間に合ったか。
今日は久々に研究らしいことができた。韓国の農業統計は主要大都市+そこを除く道と言う形で書かれているので、これを利用して都市近郊農業と郊外農業の違いを作物生産と窒素(植物栄養の一つ・第一制限要素)フローの面から評価できないかというもの。都市近郊農業は施設栽培が多く、郊外には家畜が多い、という結果は手にしていたが、それを窒素フローに直して比較すると、作付作物の構成が多少変わるものの化学肥料の施用と作物生産量には有意な差はなく、もうちょっと細かく作物区分別に見てもほとんどの場合近郊・郊外で差はなかった。大きな差は家畜ふん尿発生量で、近郊に少なく郊外に多く倍の差がある。くさい・うるさいと嫌われる畜産が郊外に移動して行くのは日本と同じだ。結果、都市近郊の農業に比べて郊外農業では畜産由来の窒素によって、無用なまでに有意に多くの窒素が農地に残ることがわかった。これを出口に9/19の週にある韓国とのjoint workの発表会で公開しようと考える。原稿は・・・研究室移転なら家で作るしかないか?
査読2回目の論文の結果は、「早く直して出せ」と書いてあった。major revisionなのに・・・いつもなら60日以内とかあるのに、今回は期日指定なし。じゃ、直す時間は学会中か?うーむ、厄介。
と、管理職Tあらわる。研究室の引っ越しはいつ?と訊いたら、未定とのこと。代わりに使うもの・廃棄するものを決めておいて欲しいとか。荷詰めは業者に頼めるという。これはラッキー。だが、9月は合計2週間不在だし、でも玉突きで研究室を動かすその始めの方だからどうなるもんだか。

今日は比較的集中力も出たし、欝に落ちなかったし、何より韓国とのjoint workの見せられる結果が出たのは大きい。プレゼンにするにはまだ道半ばだが。論文と韓国との研究はMacで書き、学会のプレゼンはWin指定なのでWinで(十分に完成しているとは思えないのでいじる必要がありそう)作っている。ということで、問題は学会に持って行くパソコン。PowerBookとWinのノートを両方持つなど出来たもんじゃないから、なんとかWinだけで出来るように材料をそろえ、USBメモリに取り込んでみた。動作確認はこれから。

明日は・・・ゆっくり休もう。