中途覚醒もしたが、取り敢えず良く眠れた。が、目覚めは余り良くない。時刻は電車の空白時間、ちょっと待つこととして電車バス出勤。通勤読書はまあまあ。
さて職場、一つめの封筒は10月にある畜産試験場での講演プログラム、が、私の発表がトンデもない題名になっている。うむぅ、反られないかな。次の封筒は学会奨励賞関係。くだんの部長ではなく総括の部長から判子をもらいに行くこととなる。文書も少々書き換え。A4二枚の文書を読むのが辛い。やっぱ欝は続いているか。
午後、私の論文の載った雑誌が来る。冊子になると嬉しいね。が、なんだかんだと頭の中の整理ができておらず色々ある仕事が進まない。と、温室効果ガス研究のYさんから電話。研究方針のことで話し合う。私の本来の研究が進んでいないため具体例を出せないのが厄介、が出口はどうするかということではYさんが欲しがるものであることで一致したので良としよう。残る期間は2.5年、この間にここ10年の日本全土での農地で過剰となる窒素・リン酸量と流出リスク、温暖化ガスの発生の傾向を出して、行政マンにプレゼン出来るようにすることが使命、これだけやれば論文になる。そして韓国との共同研究のこともしなきゃいけない。もうちょっとで大都市とその他地域での窒素フローの特徴を出せる所まで来た。もう一発何かあればshort communication位にはなるのだが・・・
旅行は楽しかったが、仕事になると頭の中のモヤモヤが消えない。この一週間で国際集会の要旨を書き、学会のシンポジウム発表の練習、韓国とのjoint workの数字を出したいものだ。何処まで出来るかな(やりきるのが正当なんだけど)。

来週は学会なので、先んず医者に行かねばならない。これも明日済ませたい。ショートサーキットの一日になるな。

コメント

せきやん
せきやん
2006年8月28日23:11

すごい先生にお尋ねします。
松丸志摩三(農事評論家・研究者)をご存知でしょうか。
人生終盤は、宮崎の地で現地実践をされました。
お茶の棚もも独特で丸くなく平でした。
防霜ファンで新芽の被害対策でスプリンクラーの凍結で
新芽を守るのが邪道であるということで灌漑排水事業議論ををしたものでした。急ごしらえの営農指導員として対峙したものでした。
淵瀬春秋先生ぐらいえらい先生でしたが、果敢に議論を挑んだものでした。
多忙な研究の毎日のブログを見て本当に大変さがわかります。

日本全土での農地で過剰となる窒素・リン酸量と流出リスク、温暖化ガスの発生の傾向を出して、行政マンにプレゼン出来るようにすることが使命、

を読んで涙が出るホドの感動です。
せきやんは頭穂の国の民です。

淵瀬春秋
淵瀬春秋
2006年9月5日10:02

申し訳ないです。浅学ゆえ、松丸志摩三氏に関しては存じておりません。
 所謂民間農法は数多くあり、農文協から出版されている他、営農集団、イニシアチブを示し賛同してくれるヒトを集めたり、篤農家の方は自身の方法を開発されたりといった、混沌とした状況にあります。個人的には生産方法の多様化に歯止めをかける必要はないが、ただ、どんな方法・タイミングでどんな資材を使用したか、が明らかであることが望まれると考えております。定型の農水省の出す生産費調査に対応できるような管理体系であってほしいです。
 あと私は先生ではありませんし(先生にならないで研究するために農業試験場に就職した)、凡百の生態学者でしかないです。もちろん御用聞き研究者ではなく、官僚との付き合いは職場のプレゼンスでしかありません。

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