軍事革命(RMA)―“情報”が戦争を変える
2006年8月22日 読書
ISBN:4121016017 新書 中村 好寿 中央公論新社 2001/08 ¥693
周辺諸国の軍隊の近代化は進んでいるが、それ以上にRMAによる変化の方がより早く進んでいる事を見ておくべきだ・・・と言うのを何かで読んだ。江畑謙介の本には軍事行動のIT化が言及されていた。が、じゃあ具体的にRMAとは何か、歴史的に見てどのような革命なのか、といったことは読んでいない。で今回の読書となったわけだが、非常に判りやすく全様が書かれていて、RMAによってどう戦争が変わるかも良く判った。(兵站が不十分なのに)消耗戦を前提にした自衛隊は、RMAを導入した麻痺戦軍隊に対し脆弱ではないか、とも切り込んでいる。読んだ感じ、RMAは戦争のためのソフトウエアであり、新たなハードウエアを導入する必要があるかというとそうではないようだ。懐に優しいと言える。
政治の在り方・方向性(大戦略)と軍事(戦術)の関係も良く考えるべきだが、その運用(自衛的には防御策)もまた新たに考える必要があると言えるだろう。
周辺諸国の軍隊の近代化は進んでいるが、それ以上にRMAによる変化の方がより早く進んでいる事を見ておくべきだ・・・と言うのを何かで読んだ。江畑謙介の本には軍事行動のIT化が言及されていた。が、じゃあ具体的にRMAとは何か、歴史的に見てどのような革命なのか、といったことは読んでいない。で今回の読書となったわけだが、非常に判りやすく全様が書かれていて、RMAによってどう戦争が変わるかも良く判った。(兵站が不十分なのに)消耗戦を前提にした自衛隊は、RMAを導入した麻痺戦軍隊に対し脆弱ではないか、とも切り込んでいる。読んだ感じ、RMAは戦争のためのソフトウエアであり、新たなハードウエアを導入する必要があるかというとそうではないようだ。懐に優しいと言える。
政治の在り方・方向性(大戦略)と軍事(戦術)の関係も良く考えるべきだが、その運用(自衛的には防御策)もまた新たに考える必要があると言えるだろう。
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