医者に行くので車で出る。注意力がイマイチ低い。
職場に入るが午前中はまるで頭が働かない。論文を読むことは勿論、書くことも無理。ストーリーのある程度あるシンポジウム発表のスライドもどう進めるのだったか、まるで考え付かない。膠質の脳ミソ。
午後に入ったら、部長が来て「最後の機会だから」と出来るだけ早く学会奨励賞の文書を書くように言われる。推奨文と研究要旨、1000字づつ。研究要旨はまだしも、推奨文なんか書けるか!!「取れるかどうかはわからないけど、まあやってみて」勲章はあればうれしいけど、別にもうどうでもいい。妻は機会は生かすもんだとメール。私よりその辺の経験はあるからなぁ。
取り敢えず目の前に急務があるならかかりましょう。15時過ぎから何とか脳ミソが動いて研究要旨を書いてみた。これまでの研究、農業での窒素・りん酸利用に伴う環境負荷ポテンシャルと河川水への影響、重金属類の農地への負荷、ここまでは出版済み&受理済みなので何とかなる。が、最後をまとめる論文が出ていない(本にはなっているが、そのバージョンアップ版は2度目のリジェクト)。バラバラの話を一気にまとめる要の一本がない。学位は窒素問題で取ったのだが、それは研究者として当然の一歩、所詮一歩、その上に立ち上げたより新しく進歩したものがより面白く、重要。何とも歯切れの悪いところで書き終わった。・・・部長は博士論文になったところで切り込んではと言っていたような気がする(脳ミソが理解しない)。

定時後に医者に行き、この2週間欝が厳しい事を告げる。SSRI&向精神薬強化。これで2週間様子をみてどうなるか。

明日はシンポpptの作成と推奨文の礎稿作り。これで留学していたらどうなっていたんだろう。OECDフェローシップが通っていれば、まだアメリカのはずだったのに。座っていれば仕事が降ってくる。やりたい実験もあるのに。

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