7/20 木・曇り:Dead lines
2006年7月20日 日常 目は覚ましたが気合いが足りずに朝一バスを逃す。次のバスは職場のある研究コンプレックスに8時半頃着くので混むのだが、まあしょうがない。
昨日ほぼ書き上げた業界誌原稿を読み直し、結構ミスがある事や書き足りない事がある事を発見し対応する。4頁1800字/頁に対し約3頁書いたし、論文に使った図を焼き直すと半頁くらいになるので、ちょうどいい感じだろう。自己判断では危険だから(半分依頼元の)重金属研究のK先任に見ていただく事とする。ともかく、初稿終わり!!〆切は8/11。
が、高揚した感じを得たのは一瞬だけと言う感じ。食欲が出ない中昼食に食堂に行くと油の臭いが妙に胃に重く感じがする。食べないのは厳しいからラーメンを食べる。
鬱々とするのは〆切がまだ3つあるから。気分的にかなり滅入るが、それで物事進む訳ないので、論文と国際集会の〆切を調べる。8/18日と9/1だった。これにまだ手をつけていない畜産試験場でのシンポの原稿が8/31。学会のシンポジウムのパワーポイントの原稿は9/5。浮れず騒がず原稿と向き合おう。
妻が、私の日記を読んでいると学会の事で怒っているのね、と言う。秋田の学会(土壌肥料学会)には旅費が出ないとか。説明していなかった。旅費はシンポジウムに呼んでいる学会事務所から出ないのであって、職場(自分の研究費)から出ます。学会発表とシンポジウムでの発表ってどう違うの?シンポジウムは学会事務局がオーサライズした集まりで、発表者は土肥学会だと指名される(生態学会はシンポジウムの主催者が学会の公認を取って発表するようである)。学会発表は(大抵の場合)学会費を払って学会員になれば、誰でもどんな事でも発表できるモノ。だから、権威付けが全く違うし、質も問われる。
「え?学会発表ってすごい事じゃないの?」
妻の言葉に目から鱗。そうか、一般のヒトって、そんな風にとらえているんだ。
私は大学院時代、「初陣はしっかり飾れ」とは言われたが、その後は「論文にならなきゃ、学会発表しただけなんて意味ないよ」とも言われた。「と」学会本にだって、"国際学会で発表した"なんて枕詞はあっても、一般に学会発表には何の権威も無いとある。
学会によっては発表前に審査があるものもあるらしいけど、土壌肥料学会にも生態学会にもそんな制度は無く、好き勝手な事が話せる。私の教官が学生の頃は、学会発表=論文にする、だったとのことだから、大変だったのだろうけど、生態学会とかで発表が論文になる率なんて、どんなに広くとっても10%行かないんじゃないかな。
だから学会発表の何十倍何百倍の圧迫感と鬱を伴いながら、論文を書いているのだし、学会誌より多くのヒトに読んでもらえると言う事で業界誌に呼ばれれば泣きながらでも書類を書くのだけど。
勿論、学会発表は、まともなものなら本当に勉強になるし、また見識を広めるにはきわめて重要な場所である事は、今も昔も変わらない事・・・の筈だった。のを坊ちゃん院生、ギャル院生、ぶっ壊れ院生は台無しにするのだ。ぶちぶちにキレたG大の先生など「淵瀬、ぶっつぶしてやれ」と言ってくる始末。私は突っ込む以前に唖然として何も言えませんでした・・・
今回私は土壌肥料学会から発表に呼んでもらった。そこには私の過去の論文を抜粋しまとめて、「こんな感じでお願い」という手紙をいただき、また、本ちゃんの講演要旨集で私の話すセッションの要旨も早々に頂いた。シンポのトリをもらった。滑らないようにしたいもんだ。だが一方で何処ででも適当に振っておけばいい使いやすい雑魚というレッテルも見えるのだけどね(涙)。
今日は妻が休日出勤の代休をもらって休んでいるし、文書の初稿はあがったので、半日休む事にした。残りは夜に。
昨日ほぼ書き上げた業界誌原稿を読み直し、結構ミスがある事や書き足りない事がある事を発見し対応する。4頁1800字/頁に対し約3頁書いたし、論文に使った図を焼き直すと半頁くらいになるので、ちょうどいい感じだろう。自己判断では危険だから(半分依頼元の)重金属研究のK先任に見ていただく事とする。ともかく、初稿終わり!!〆切は8/11。
が、高揚した感じを得たのは一瞬だけと言う感じ。食欲が出ない中昼食に食堂に行くと油の臭いが妙に胃に重く感じがする。食べないのは厳しいからラーメンを食べる。
鬱々とするのは〆切がまだ3つあるから。気分的にかなり滅入るが、それで物事進む訳ないので、論文と国際集会の〆切を調べる。8/18日と9/1だった。これにまだ手をつけていない畜産試験場でのシンポの原稿が8/31。学会のシンポジウムのパワーポイントの原稿は9/5。浮れず騒がず原稿と向き合おう。
妻が、私の日記を読んでいると学会の事で怒っているのね、と言う。秋田の学会(土壌肥料学会)には旅費が出ないとか。説明していなかった。旅費はシンポジウムに呼んでいる学会事務所から出ないのであって、職場(自分の研究費)から出ます。学会発表とシンポジウムでの発表ってどう違うの?シンポジウムは学会事務局がオーサライズした集まりで、発表者は土肥学会だと指名される(生態学会はシンポジウムの主催者が学会の公認を取って発表するようである)。学会発表は(大抵の場合)学会費を払って学会員になれば、誰でもどんな事でも発表できるモノ。だから、権威付けが全く違うし、質も問われる。
「え?学会発表ってすごい事じゃないの?」
妻の言葉に目から鱗。そうか、一般のヒトって、そんな風にとらえているんだ。
私は大学院時代、「初陣はしっかり飾れ」とは言われたが、その後は「論文にならなきゃ、学会発表しただけなんて意味ないよ」とも言われた。「と」学会本にだって、"国際学会で発表した"なんて枕詞はあっても、一般に学会発表には何の権威も無いとある。
学会によっては発表前に審査があるものもあるらしいけど、土壌肥料学会にも生態学会にもそんな制度は無く、好き勝手な事が話せる。私の教官が学生の頃は、学会発表=論文にする、だったとのことだから、大変だったのだろうけど、生態学会とかで発表が論文になる率なんて、どんなに広くとっても10%行かないんじゃないかな。
だから学会発表の何十倍何百倍の圧迫感と鬱を伴いながら、論文を書いているのだし、学会誌より多くのヒトに読んでもらえると言う事で業界誌に呼ばれれば泣きながらでも書類を書くのだけど。
勿論、学会発表は、まともなものなら本当に勉強になるし、また見識を広めるにはきわめて重要な場所である事は、今も昔も変わらない事・・・の筈だった。のを坊ちゃん院生、ギャル院生、ぶっ壊れ院生は台無しにするのだ。ぶちぶちにキレたG大の先生など「淵瀬、ぶっつぶしてやれ」と言ってくる始末。私は突っ込む以前に唖然として何も言えませんでした・・・
今回私は土壌肥料学会から発表に呼んでもらった。そこには私の過去の論文を抜粋しまとめて、「こんな感じでお願い」という手紙をいただき、また、本ちゃんの講演要旨集で私の話すセッションの要旨も早々に頂いた。シンポのトリをもらった。滑らないようにしたいもんだ。だが一方で何処ででも適当に振っておけばいい使いやすい雑魚というレッテルも見えるのだけどね(涙)。
今日は妻が休日出勤の代休をもらって休んでいるし、文書の初稿はあがったので、半日休む事にした。残りは夜に。
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