朝は普通に目が覚めた。彼の食材のストックから、朝食をいただく。ゲームを少々やり、昼ごろ秋葉原に出発。
 雲行きは怪しかったが、着いてみると雨。この時点で電気街口の「最近の風景」がなかったのは、悪友にとっては違和感がなかった所のよう。あがらないかな、といいつつ秋葉原デパートで昼食。外に出るともう雨は上がりかけだった。

 買い物リストとwww.kakaku.comで調べた製品価格から周る店を特定しておいたのだが、いざツクモeXに行ってみるとネット価格より安く、AMD関連製品を一緒に買うと現金なら5%、カードで3%割引があるとか!!情報はナマモノだ。メモリはノーブランドに交換保証をつけ、マザーボード(ソケットAM2)とCPU(Athlon64の65W型)には特に保証はつけなかった(MBは複数の雑誌で紹介されていたし)。ほとんどの買い物は終わったのだが、キーボード(PFUの日本語配列HHK Lite2)は他の店舗しかないといわれ外に出る。
 秋葉原のアナーキーな所に入り込むと、古めのOSがそれなりの価格で売られていた。結構嬉しいかも・・・と思いつつ、もうMacからもメールを除き足を洗うと考えると高い買い物か、と思う。
 ドスパラ等、幾つかショップを回り、LCD専門店でいい感じのものの当たりをつける。重たいから最後に買うことにする。LAOXでVine Linuxとソースネクストのウイルスセキュリティを買い、前回見付けていた戦闘機関係のDVDを入手。このDVDを欲しいと思ったのは、Su-37の奇っ怪な飛行が見られるみたいだから。ツクモ2号店でHHKを買う。後はLCDのみ。専門店に行くと画面の広い安いものは売り切れ。目的はデジカメ写真の扱いだから、それなりの画質と出来ればキャリブレーションが出来るものがいい、と言ったら、17インチは全滅、三菱の19インチくらいか、という。多少高いが、きれいに見えるならそっちを優先したい。iMacG5に幻滅した私は。
 さてここで問題。ディスプレイは重い(10.4kg)。パソコン用品も結構な重量で自分の荷物もある。宅急便なら明日着くというが、悪友が「秋葉通なら、ってキャリアがあるよ」と言う。価格的にも納得。これに他のPCパーツも乗っけて固定してもらった。
 果てさて雨の去った秋葉原の目抜き通りにメイドのコスプレ(制服?)な女性が並ぶ。おでん缶の自販機も有名になったねぇ、という悪友はどうも乗りきれない感じ。私も気にしないし。ただ今回、メイド喫茶というのがそこら中にあることをやっとこさ確認した。ファミコンソフトの販売店を悪友が発見、入り込んでみる。いやぁ、コアな楽しみもあるもんだ。

「後2日はパソコンの組み立てとソフトのインストールだね。ソフトが厄介なんだよ」と教えられ、広くなった秋葉原駅コンコースで悪友と別れ、帰宅の途に就く。帰宅して買ったものの写真撮影。HPのコンテンツを作ってみようと思う。

 飲んで騒いでゲームして、買い物して(悪友も買い物した)、気分転換。論文のことを忘れていられたのは、これを見直す上で良い効果を与えられたと思う。100人の親友を持つより一人の悪友を持てというが、そう考えると相当私は恵まれているかな(今回だと私の方が悪者か)。
 まあ、私の仕事の奇特なパソコンの使い方(Linuxで書いてWinで確認、Macで出稿などする)には「そこまでしなくても」と呆れられているから、彼も良く付き合ってくれているもんだと思う。しかし・・・相当お金を使ったなぁ・・・

 帰宅してメールを見ると、悪の枢軸元同期Aから一報。Macを受け取り、不具合を軽く修理して学生を迎えられるようになったとのこと。問題は、iMacG3の置き場がないことだそうだ。

 私がMacユーザなのは、価格は高くついても、マンマシンI/Fが優れていて、非常に使いやすいことに由来する。が、iMacG5は画面の画質は悪いしキーボードもなっとく行かない。元ポスドクTさんもこだわりのMacユーザだが、Power Mac G5とシネマディスプレイとの相性が悪くなったりするのを見ると、質がどんどん落ちているとしか思えない。そうなるとまるで魅力がないと言っていい。そんな事もあってLinuxに移行しようと考えた。勿論、発展途上のマイナーOSであるから、ソフト不足と不具合は相当にあることも知っている。Wintelにしないのは、やっぱりこだわりかもしれないが(作るパソコンはデュアルブートにするけど)、昔のMacにあった気分の軽さがあるような感じもするのである。

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