6/27 火・晴れ:久々の野外調査
2006年6月27日 日常 朝は妙に早い。今日は妻が遅く出勤するそうなので、それなりに早く出る。集中力はどうも上がらず論文を半分読んで(環境負荷と経済リスクって、凄まじい内容)、実験の準備で色々水溶液を作り、出張の準備をする。
私の装備はダイキのソイルサンプラーと土壌採取用円筒、ポスドクTさんは検土杖、挑むのはK淵学園有機圃場、慣行圃場、地力の枯れつつあるという圃場。
先ず先方の受け入れ教官と面談、地力の枯れつつある土壌はモザイク状の圃場のためわかりにくいが、無施肥・落葉落枝は取り除いているという栗林を案内される。有機圃場と慣行圃場は先に土壌断面を見た圃場、これらの土壌に施用する堆肥のありかを教わり、そのままお互いin Action。
私の方は圃場5点で深さ25cmまでの土壌を採取。が、有機圃場はまだしも、慣行圃場は20cm以深を採取するのは困難、栗林に至っては全体重をかけての重労働をしつつも20cmまで取れればいい方であった。晴れた空の下、汗だらだらであった。コレを持って帰って、篩別、実験に供することとなる。
Tさんは、土壌断面が果たして本当に代表的かを調べる。これも結構土壌を掘り進むので結構な労働。栗林は細い杖でも30cmが精々。が、先の圃場に比べるとA層(所謂表土)が浅く、B層がすぐ出て来る。A層の有機物含量は見た目からして少ない。それだけでは情報が不十分なので、園内にある20年生くらいのコナラ林で土壌を調べる。元々多植質なのか、圃場の深部にある有機物は埋没A層ではないかと調べる。元々有機物は深部まであり、栗林は特に有機物が少ないと判る。ここで園長先生登場。どんな調査か概ねのところを告げる。研究面から進めて欲しいとのこと。その後ピーマンの苗の手入れをするところが、なんとも微笑ましい。
最後に堆肥の採取。慣行圃場用の牛ふん堆肥は完熟だがまだ暖かく、ミミズはいないが線虫が結構いた。対して有機圃場用の鶏糞やもみ殻、米ぬかを配合した複雑な組成のぼかし肥は42度と温度計が示していた。
T「あと2-3度高かったら砂風呂だね」
私「米ぬか入りで肌にいいって?」
T「引っかかる人絶対いる」
終わって担当の先生から園内の土壌調査結果の乗った冊子を戴く。こちらの調査と結果が違う当たりが悩ましい。
園内直売所(品質が高い)で買い物をして、職場に帰る。
メールをチェックすると農水省からOECD対応でお偉いさんが来るので予定を入れて欲しいと部長。ほえ〜、どんな心構えで臨めばいい?
あとは色々雑務。帰るのが遅くなった。
風呂に入ってみると、Tシャツだったので腕が日焼けで赤い。謎なのは調査中ずっと時計をしていなかったのに時計の跡があること。
2日挿んで広島出張。その間に実験準備は充分に進められるか?明日は篩別をパートさんに頼み、私は論文読みと実験準備の試薬作り。ニンヒドリン反応用の試薬もトルオーグ法の試薬も結構面倒くさいぞ。論文を読んでrevisionの対応もしなくては。
私の装備はダイキのソイルサンプラーと土壌採取用円筒、ポスドクTさんは検土杖、挑むのはK淵学園有機圃場、慣行圃場、地力の枯れつつあるという圃場。
先ず先方の受け入れ教官と面談、地力の枯れつつある土壌はモザイク状の圃場のためわかりにくいが、無施肥・落葉落枝は取り除いているという栗林を案内される。有機圃場と慣行圃場は先に土壌断面を見た圃場、これらの土壌に施用する堆肥のありかを教わり、そのままお互いin Action。
私の方は圃場5点で深さ25cmまでの土壌を採取。が、有機圃場はまだしも、慣行圃場は20cm以深を採取するのは困難、栗林に至っては全体重をかけての重労働をしつつも20cmまで取れればいい方であった。晴れた空の下、汗だらだらであった。コレを持って帰って、篩別、実験に供することとなる。
Tさんは、土壌断面が果たして本当に代表的かを調べる。これも結構土壌を掘り進むので結構な労働。栗林は細い杖でも30cmが精々。が、先の圃場に比べるとA層(所謂表土)が浅く、B層がすぐ出て来る。A層の有機物含量は見た目からして少ない。それだけでは情報が不十分なので、園内にある20年生くらいのコナラ林で土壌を調べる。元々多植質なのか、圃場の深部にある有機物は埋没A層ではないかと調べる。元々有機物は深部まであり、栗林は特に有機物が少ないと判る。ここで園長先生登場。どんな調査か概ねのところを告げる。研究面から進めて欲しいとのこと。その後ピーマンの苗の手入れをするところが、なんとも微笑ましい。
最後に堆肥の採取。慣行圃場用の牛ふん堆肥は完熟だがまだ暖かく、ミミズはいないが線虫が結構いた。対して有機圃場用の鶏糞やもみ殻、米ぬかを配合した複雑な組成のぼかし肥は42度と温度計が示していた。
T「あと2-3度高かったら砂風呂だね」
私「米ぬか入りで肌にいいって?」
T「引っかかる人絶対いる」
終わって担当の先生から園内の土壌調査結果の乗った冊子を戴く。こちらの調査と結果が違う当たりが悩ましい。
園内直売所(品質が高い)で買い物をして、職場に帰る。
メールをチェックすると農水省からOECD対応でお偉いさんが来るので予定を入れて欲しいと部長。ほえ〜、どんな心構えで臨めばいい?
あとは色々雑務。帰るのが遅くなった。
風呂に入ってみると、Tシャツだったので腕が日焼けで赤い。謎なのは調査中ずっと時計をしていなかったのに時計の跡があること。
2日挿んで広島出張。その間に実験準備は充分に進められるか?明日は篩別をパートさんに頼み、私は論文読みと実験準備の試薬作り。ニンヒドリン反応用の試薬もトルオーグ法の試薬も結構面倒くさいぞ。論文を読んでrevisionの対応もしなくては。
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