スローライフ―緩急自在のすすめ
2006年6月24日 読書
ISBN:4004310105 新書 筑紫 哲也 岩波書店 2006/04 ¥735
なかなか読ませる、良く書かれた本。多事争論を聞いていれば、って感じもあるが、自己批判のあり方とか色々考えさせてくれる。スローが必要だというだけではないよ、と言う裏返しの論理も充分に含めたうえでの多次元的な議論なので結構充足感もある。まあそれだけ現代が硬直して、当たり前のことが当たり前ではなくなってしまったということなのだろう。
沖縄の話が出ていたので、私が沖縄を訪れた時の話。サトウキビ畑の中には結構ハブがいて噛まれるらしい。が、手が動かないとか「程度」で済むそうだ。つまり、沖縄という社会では多少肢体が不自由でも大丈夫な社会なのだ。満足でなければ行けない本土、特にユニバーサルデザインなんて今さらの東京では考えられないことだろう。スローにはそんな意味もあると私は思う。
なかなか読ませる、良く書かれた本。多事争論を聞いていれば、って感じもあるが、自己批判のあり方とか色々考えさせてくれる。スローが必要だというだけではないよ、と言う裏返しの論理も充分に含めたうえでの多次元的な議論なので結構充足感もある。まあそれだけ現代が硬直して、当たり前のことが当たり前ではなくなってしまったということなのだろう。
沖縄の話が出ていたので、私が沖縄を訪れた時の話。サトウキビ畑の中には結構ハブがいて噛まれるらしい。が、手が動かないとか「程度」で済むそうだ。つまり、沖縄という社会では多少肢体が不自由でも大丈夫な社会なのだ。満足でなければ行けない本土、特にユニバーサルデザインなんて今さらの東京では考えられないことだろう。スローにはそんな意味もあると私は思う。
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