年休を使って山梨に行く。
 一昨年だったか、サクランボ狩りに行ったのと同じ農園。予約は通っていたが、5月の天候不順が響いたか、実は多いが色つきが良くない。肌で感じる危険。東北の気候は少し見てたけど・・・。とはいえぽろんと取れる実の味は良い。予約はいっぱい、ということだったが、他に客は一組。天候不順だから入園規制をひいたんだろう。50分で呼ぶ・・・ということだったけど、声はかからず、1時間以上は食べてたんじゃないだろうか(脚立の移動時間が結構あったけど)。本当にありがとうございました。堪能しました。
 時間も進んで石和の宿に入る。金曜スペシャルデーだが、なんと朝夕とも部屋食!!という贅沢。宿の隣はワイナリー。車じゃないから飲めます。団体さんに混じって(機械の止まった)工場内を案内してもらう。ワイナリーなのにブランデーではなくウイスキィを作っているという。熟成している蔵の中はえも言われぬよろしい芳香がして、なんかいい気分。昔は「匂いを食べる微生物」なんてのが流行ったけど(東京にあった時の国税庁醸造試験場の蔵は入ったことがあるが、糸状菌が天上にびっしりだった。場の方もくだんの微生物の話をされていた)、ここは特に何もなし。楽しみはなんにせよ試飲。奇を衒ったものから比較的スタンダードなものまで堪能し、小瓶のセットを購入。土壌調査をお願いするポスドクさんと助っ人さん用。
 ワインにほってりしながらも、宿で先ず一風呂。そしてたっぷりの夕食は、それぞれ凝った料理には満足。
 さて夜だが、石和の温泉会で夜景ツアーを組んでいるので出てみる。日本三大夜景(長崎・神戸・函館)に続き、新三大夜景というのもあって、そこに山梨市周辺が挙げられたのだそうだ。甲府周辺の郷土紹介ビデオをバスで見ながら山の上にある一種の農業公園&温泉施設に行く。景色はまあまあ。空気の透明度がないからか?紹介写真とも結構違う。が、周りに明かりは少なく暗いので、夜景と星の写真なんて結構いいのかもしれない、等と考える。妻はまあまあ満足の様子。
 帰ってからしっかりお風呂。軽く硫化水素の香りのする湯は、長湯も平気で、車の運転の凝りもほぐれる感じ。
 ギネスと酎ハイを空けると強烈に眠くなり、そのまま眠ってしまった。
 温泉とワイナリー、両方を堪能して満足な一日だった。

 明日は昇仙峡に行き、適当に帰宅の予定。

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