5/19 金・晴れ：学会4日目(最終日)

　中途覚醒2回。なんかなぁ。朝食を摂り、学会に出る。根圏と菌根菌の話。よくわからなかったが、低リン酸区では菌根菌の接種は収量を増加させるそうだ。が、それがどの程度の範囲の作物に言えることか、土壌のリン酸肥沃度が十二分に高くなってしまった場合には相利共生は無いんじゃないかと思ったり。昨日のバンケットで消耗したか、もう帰る人がいるからか、出席者は2/3程度に減っていた。
　総合討論はなく、そのままクロージングセッションに入る。国際リン酸集会(今回の集会)に付属して、低pH環境の集会ともう一つ集会が開かれるとアナウンスがあり、開催場所の紹介があった。モンペリエと中国南部、共にお国自慢をしていた。そして国際リン酸集会は2010年メキシコで開催という。ちょっと先だな〜。そのころ私はどんな研究をしているのだろう。
　学会をサポートする旅行社で、空港へのタクシーを手配して貰う(相乗りするので安い)。11時出発。

　こういった話は14時には終わる。忘れたくないたくさんの顔。しかし消耗の進んだ私は、ホテルに帰り、真夜中の日本、妻に連絡をいれる。疲れたよ〜。帰ったら雨？メール書くぞ〜。
　今日も天気はいい。市街地まで遠いけど、タクシーを使ってまで行く価値があるか？とか、何か疲れている感じがしたので、スーパーの中の写真は撮りたいなぁ、と思いつつ横になる。ZZzz・・・。寝過ぎた。外は暗い。どうしようかと思うが、思い切って外に出る。スーパーで青果物売り場と肉、魚売り場を撮影。帰りがけにフードコートで夕食。適当に頼んだらグリルドチキンだった。ワンドリンク付きにセルベージャを追加して8.8レアルは日本の感覚からすれば安い。
　帰ってからパッキング。妙にレアルが余った。む〜。かといって豪遊はできんし。今回、食事は一回10レアルを切ってるし、学会で結構食事が出たせいもある。旅行予算は難しい。

　学会を総じて見ると、私の英語力に問題はあるものの、結構興味は湧いたし、出席者が少ないだけにat homeに進んだと思うことが多い。市街地に出なかったのは残念かも知れないが(安全上は出ないに限るが)、onもoffもまあまあ充実してゆったりした気分で過ごせた感じがする。精神的に安定していたのも吉。乾期なので雨はなかったし、季候も日本と同じくらいで丁度良かった。

　明日から長い時間をかけて日本に帰る。サンパウロでの待ち時間が長い。どれくらい本が読めるかな。帰ったら(火曜日昼)写真をDPE&CD焼きに出して、スーパー銭湯に行って、ラーメンを食べよう。そしてしっかり眠って次の日からの出勤に備えよう。帰り着いてやっと出張は終わるのであるから、もうひと頑張り。