朝は早めに出る妻を駅に送って車で出る。定時二時間前は静かで涼しい。窓からは新緑のカツラと花の軸が落ちてさっぱりした桜が見える。朝一は快調だった。
 が、スタッフが揃ってくると、俄然眠くなる。論文を読む速度も落ちる。有機農業が必ずしもベストではないと言う論旨だったが、それを充分に示すデータがあったかというと、私の担当する養分収支関連では不十分だった(有機農業優勢、が、その優勢ぶりも何故優勢なのかは記載がない)。
 昼は外に出たが、天気予報通り可成暖かい。
 午後は論文の英文校閲稿を見ながら、論文の書き直し。これも眠くて進まない。
 ブラジルのポスターをプリントアウトするのも気分転換にはいいかと思ったが、事故の保険屋さんから電話がかかるとイヤなので席についていた・・・徒労だったけど。

 夕刻は早めにあがる。ゴールデンウイーク前で医者が混むのではないかと思ったので。が、着いて見たら閑古鳥で、待ち時間もほとんどなし。何故か精神科医のパソコンでGoogle mapなんか見てしまった。すごい解像力。病状の方は鬱も底を打った感じでなんとか過ごせている。落ち込まないのは有り難い。とはいえ、こうして仕事に出ているとブラジル行きのことが心に重い。これが終わると少しは楽に(その先には韓国出張があるけど)なると思いたい。

 今日は妻も結構早く帰っていて、簡単に夕食。風呂に入ってさっぱり。

 明日は外貨関連の手配(T/Cはあるけど)、保険屋さんに電話(何で家に電話するかね)、論文書き(ブラジル前に出稿出来るか?)、論文読み(乳牛へのリン酸供給とふん尿リン酸の流れ易さによる環境汚染リスクの関係)。
 後一日、締まってゆけるといいな。

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