科学でわかった 安全で健康な野菜はおいしい
2006年4月27日 読書
ISBN:4621076450 単行本 及川 紀久雄 丸善 2005/11 ¥1,575
ちょっと怪しい薬剤を使っているが、有機栽培(薬剤使ってJAS有機か?)をやっている方が書いた本。何でも、土壌診断でまんべんなく適切な管理を行なうことで、作物中に硝酸が少なく美味しい野菜が出来るという。また、農薬を使うと味が落ちるとか。
いいことづくめのようなことが書いてあるが、肝心の土壌管理方法に関しては触れられていない。それで科学的管理といえるのか。また、土壌肥沃土のレーダーチャートを示すのはいいが、そこに可給態窒素と炭素含量が記載されていないのがなんかうそ臭く感じる。作物によっては生育ステージとそれに適した養分供給が必要になるが、能動的な肥培管理に関しても対応出来るのかどうか記載がない。肝心の堆肥の材料とその配分も書いていない。
突き詰めてしまえば、有機農業という神話に土壌診断の結果をつけ足しただけだといえる。まあ、土壌診断があるだけでもマシか。
ちょっと怪しい薬剤を使っているが、有機栽培(薬剤使ってJAS有機か?)をやっている方が書いた本。何でも、土壌診断でまんべんなく適切な管理を行なうことで、作物中に硝酸が少なく美味しい野菜が出来るという。また、農薬を使うと味が落ちるとか。
いいことづくめのようなことが書いてあるが、肝心の土壌管理方法に関しては触れられていない。それで科学的管理といえるのか。また、土壌肥沃土のレーダーチャートを示すのはいいが、そこに可給態窒素と炭素含量が記載されていないのがなんかうそ臭く感じる。作物によっては生育ステージとそれに適した養分供給が必要になるが、能動的な肥培管理に関しても対応出来るのかどうか記載がない。肝心の堆肥の材料とその配分も書いていない。
突き詰めてしまえば、有機農業という神話に土壌診断の結果をつけ足しただけだといえる。まあ、土壌診断があるだけでもマシか。
コメント