環境問題のウソ

2006年3月12日 読書
ISBN:4480687300 新書 池田 清彦 筑摩書房 2006/02 ¥798

 だんだんこういう「環境問題」に反対する意見の本が出るようになったなぁ、と思う。生物多様性のことにはどうかと思うが、人工物であることを何も感じずにビオトープを作って喜んでいるのも同罪だよなぁ、と思う。まあ常識を疑う程度に読むには軽くていいんじゃないかな、とお薦めの一冊。

 ところで、生態学会で明らかになった数字に、地球上でのCO2発生の1割が人為起源だというものがある。10%がどうしてそこまで致命的な影響を与えうるのか、と私が訊くと回答は苦しかった。裏話は色々聞けたけどね。

 私個人は、コンパクトで質素に暮らすことが環境に最も影響を与えにくい、と考えて、そういう研究にも手を出しています。・・・ってか、半分は引きずり込まれたかな。

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