2/5 日・晴れ：ゆるゆると

　平日並みに早く目覚める。眠気はないので低温サウナで読書。専門外＆バックグラウンドの知識がない大学の教養程度の理論系の本、結構疲れたが興味があるなら何とかなるもんだとも思う。いつもはカジュアルなものしか読んでないし。

　1/28に衝になった土星を写真に残したいと思い、2.5年前の天文雑をひっくり返し誌望遠鏡専門店の広告やWebの商品カタログを漁るが、セレストロンC5で直焦点やリレーレンズ法に適合するモノが載っていない(コリメート法が案外あるのには驚いた。コンパクトデジカメで惑星写真て、考えにくいのだが・・・私は古い人間か)。望遠鏡を買った店に連絡すると、ちゃんとあった。部品二つで1.5万。24.5mm径のアイピースに対応しているか、と訊いたら、
「アメリカンサイズ(31.7mm径)だけですよ。24.5mmってことは10年以上前ですね。それくらいだとコーティングがへたってるから使わないほうがいいですよ」とのこと。じゃ、5mmで(ちょっと気どって)プローセル(プレスル)のオルソスコピック接眼鏡を、というと、「6mmからですね〜。2，700円です」とのこと。オルソスコピック接眼鏡というとアッベが普通(5000円位)、プローセルは高級品(廉価版で15年前なら1-2万はした)だったが、それも今は昔か・・・と自分が遺跡的人間とつくづく感じる。
　一ヶ月の可処分所得を考え、時間的余裕を考えるとどれ位天文を趣味にできるか、そのコストパフォーマンス判らないけど、少しは彩りのある時間が取れないかな、と思う。
　来週は望遠鏡屋さん＆新宿か新橋の中古カメラ屋に行こうと思う。中古カメラ屋は*istDSに使う自分の画角にあう汎用単焦点レンズのため。ズームレンズは便利だけど、Fが暗いのが難点。あと単焦点レンズなら星夜写真もいけるな、と光害カットフィルターまで欲しくなる。それだけの時間は私にはないな・・・ベッドタウン暮らしに星夜写真は辛い。

　そして論文を読み、本を読了し、ネットを回ったりしてゆるゆる夕刻まで過ごす。そして来月の旅行のための入金＆買い物に出る。夕食後、熱いお風呂に入りながら、当面の研究の課題と将来3年分くらいの研究のことを考える。どれだけ形にできるか。easy going， hard way.

　ここ一週間、鬱は軽くなったが、目眩いとうっすら眠い感じが抜けないのが辛い。5日間、がんばれるかな。ま、正規の勤務時間のうち4割16時間は会議に潰されるけど。こういう外的な事も丁度いい撹乱要素かもしれない、と考えることにしよう。