ISBN:4480059571 新書 田中 宏巳 筑摩書房 2002/07 ¥735
前半は第二次世界大戦の日本の戦況を概観し、後半に終戦後の実際の戦犯裁判に関して論じる。岩波新書の「BC級戦犯裁判」に見られるような自己反省的側面はそれほど強くないが、じゃあ照射の裁判として妙に断罪することはない。ある意味、ニュートラルで事実を淡々と述べる著者の謙虚な姿勢には脱帽すべきであり、そこから得るべきもの、示唆される将来というものは大きいと思う。
イラク戦争における日本の立場は余りに天上から見下ろしたものではないか?
前半は第二次世界大戦の日本の戦況を概観し、後半に終戦後の実際の戦犯裁判に関して論じる。岩波新書の「BC級戦犯裁判」に見られるような自己反省的側面はそれほど強くないが、じゃあ照射の裁判として妙に断罪することはない。ある意味、ニュートラルで事実を淡々と述べる著者の謙虚な姿勢には脱帽すべきであり、そこから得るべきもの、示唆される将来というものは大きいと思う。
イラク戦争における日本の立場は余りに天上から見下ろしたものではないか?
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