地産地消と循環的農業―スローで持続的な社会をめざして
2005年8月20日 読書
ISBN:4861870097 単行本 三島 徳三 コモンズ 2005/07 ¥1,890
一種のローカリズムである。現代の食を批判し、地域自給型の食システムの提言を行っている。まあそれはいいのだが、その基礎となる農業の例を見るとやってられない。コスト的にやって行けるのは、一つに通常の食品に比べて数倍高い市場価格や色々な助成金でなんとか成り立っているからである。所謂ニッチ産業であり、これが社会の流れになってくれるかと言う段になるとそこには大きなギャップがあることも忘れてはいけない。
物質循環的(私の専門)には地産地消が一番持続性が高いと言えるのだが、社会システムの一部と考えると、やっぱり難しいね。この辺が食料生産と農業生産のギャップなんだろうなぁ。
#食料と農業は別物
一種のローカリズムである。現代の食を批判し、地域自給型の食システムの提言を行っている。まあそれはいいのだが、その基礎となる農業の例を見るとやってられない。コスト的にやって行けるのは、一つに通常の食品に比べて数倍高い市場価格や色々な助成金でなんとか成り立っているからである。所謂ニッチ産業であり、これが社会の流れになってくれるかと言う段になるとそこには大きなギャップがあることも忘れてはいけない。
物質循環的(私の専門)には地産地消が一番持続性が高いと言えるのだが、社会システムの一部と考えると、やっぱり難しいね。この辺が食料生産と農業生産のギャップなんだろうなぁ。
#食料と農業は別物
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