定常型社会―新しい「豊かさ」の構想
2005年7月26日 読書
ISBN:4004307333 新書 広井 良典 岩波書店 2001/06 ¥735
経済成長ではなく非経済的部分の充足を持って生活の質の向上をはかってはどうか、という論旨。要するにスローライフである。イニシアチブ的には納得できるが、非経済部分の経済化ってのは資本主義の中では恒常的に発生して、何らかの経済成長を成し遂げてしまう危険性はどう評価するのだろう、と思う。
医療が治療から福祉へという流れもあったが、これ、別の本(分子生物学者の書いた本)にもあったなぁ。論旨的には賛成します。人間健常者じゃなければならないなんてのは明らかな間違いだし。
経済成長ではなく非経済的部分の充足を持って生活の質の向上をはかってはどうか、という論旨。要するにスローライフである。イニシアチブ的には納得できるが、非経済部分の経済化ってのは資本主義の中では恒常的に発生して、何らかの経済成長を成し遂げてしまう危険性はどう評価するのだろう、と思う。
医療が治療から福祉へという流れもあったが、これ、別の本(分子生物学者の書いた本)にもあったなぁ。論旨的には賛成します。人間健常者じゃなければならないなんてのは明らかな間違いだし。
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