場所は東京都美術館、上野公園に来るのはもちろん美術館も久しぶりである。
 今回の展示は赤瀬川原平氏が絶賛していたのもあって是非見たいものだった。アールデコというと定規とコンパスで描ける図形(藤森照信氏の記述)でマスプロのインダストリアルデザインへの適化した芸術(この辺は美術史の授業だったか?)というイメージがあったが、どうも杓子定規な私の記憶はアメリカンアールデコに毒されていたようで、欧州のそれは造形が随分と違ったのが印象的。歴史年代を覚えるのが駄目なんで(専門課程で美術史とってるけど・・・)、装飾としてローランサンの絵やマチスのデザインが出てくると改めて絵画の潮流とのリンクが出来てへぇ〜、だったり。展示されているラジオが欲しくなったり、まあ何だかんだと見応えはあった。
 難点は入場料が高い(コストパフォーマンスうんぬん以前にコイツだけは堅調に高値になってると思う)事と人が多い事(東京ではしょうがない)かな。

 帰ってから夕食に出る。肉が食べたいのでいつも行く100円寿司の隣にある系列店のしゃぶしゃぶに初挑戦。脱力しそうな盛りの野菜とどうやって海苔のように敷き詰めるのか見てみたい肉に目が点(vjeで変換したら"めがてん"は"(・.・;)"と変換された)になりそうだった。でもまあおいしかったし、いいかな、と。

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