5/12 木・曇り：田植えの日

　今日は健康診断の日だとばかり思っていて、昨夜は夕食など工面していたのだが、今日になって2カ月先であることを知る。が、定時出勤より遅れていい理由はない。田植えがあるから。
　田植えといえば普通は機械だが、一枚たかだか10平方メートルの枠水田では手植えするしかない。それも生育条件を悪くしないよう水田に入らずに、コンクリート枠に板を渡して植えてゆく。かがむ分、腰がキツい。しかも随分時間がかかると思ったら、作業の詰んでいる圃場管理業務の人の助けがないからだった。18枚埋めるのに半日かかった。キツ！

　午後、どうもシャッキリしない。眠気が強い。と、部長から電話で呼び出し。業績審査の結果が出たとのこと。一昨年の3倍は学術に貢献した事が認められてちょっといい評価になった。が、雑務をしていないのが難点となっている。「体調はどう？」と訊かれて何事かとちょっと構えたら世間話。で終わるのは勿体ないのでOECDでの国際共同研究に手を出したいことを告げた。私の狙いは外れていないことが判って安心。で、部長。韓国農村振興庁から日韓の橋渡しとしての功績が認められて、銀の皿と24金の鍵をもらっているのだが、現物を見せてもらった。鍵のかからないところで大丈夫？と訊いたら「知ってる人間の範囲は狭いから」うちの白金るつぼ金庫にいれましょうか？
　これが転機、目が覚めてVBAのプログラミングが進む。この調子なら明日には完成出来るか？プレバージョン。これと必要な情報として何が欠けているかを持って韓国に行き、どう思うかを見てもらおうと思う。
　と、某部長から電話。プロジェクト研究に入ってほしいという。ついては部下が行くから詳しく聞いてくれ、鍵はLife Cycle Assessment、このワードだけで私の一本釣り。炭素循環も入れたいというがこれは昔の研究にあったヤツを応用するとして、なかなかシビアな研究になりそう。が、どんな農業施行が環境によいかを調べるのだと考えると無下にはしにくい。

　脳味噌過熱気味で仕事はそれなりの時間に終わる。今日は田植えしたし、水泳の道具を忘れたのと腕に痛みがあるのでジムは取りやめ。日常の雑事を済ませて、今日は早めに眠りますか。

　明日はプログラミングの続き、英文校閲が帰ってくるからその処理、そしてチップス的文献作成のための情報収集と整理、何処に出すか考えどころだが、重金属研究のK先任が原稿募集をしている雑誌を知っているといっていたから、そこにしようか。