茨城県森林公園に行く。車で片道1.5時間、100km弱、高速代1800円。独身のころより時間距離が遠いのと高速代がかさむのは難点だが、思ったより早く到着したのが有り難い。
 早速いつもの道を歩きはじめる。前回来た時は・・・いつだったかしらん。園内は随分と変った。新しい道、木製の橋が出来かけていたり、スギ・ヒノキ・各種マツ(マツの見本園がある)が大規模に間伐されてスッキリしていたりした。鬱蒼とした林だった向こう側に即園外の道路が見えたりするのには驚いた。
 この森林公園に初めて来たのは8-9年前だと思う。比較的よく来るようになったのは、4年位前だろう。気分転換、心の涵養のために、気の向くままわざと遠まわりに歩き回ったり、朝日を見に行こうとして、曇りにはばまれたり、夜を迎えるまで林の中にじっとしていたり、いろいろしたなぁ。時間はたっぷりあるので、たっぷりと歩きこんだ。最初に来た時迷った小道(道なりに歩くと園外に出てしまう)、今は崩壊して封鎖された小道にも行って見る(崩壊したのは橋を渡った対岸なので、橋の手前までだが)。
 色々変ったことが多すぎて、気分転換には刺激が強かったかもしれないと思うが、やっぱり緑の多いところに居るのは気分のいいものだと思う。まだまだ心の涵養の足らないところもあるけど・・・体力的に止め。近いうちにまた来よう。
 森林公園の周遊路は基本的に砂利道か木を砕いたふかふかの物なのだが、新しくできた道は間伐材を樹脂で固めた固い道だった。車いすもOKだろう。学生時代、グリーンツーリズムには車いすの人でも楽しめるように・・・なんて環境庁の構想があって、植生生態学をしている同期は「そこまで自然を加工してしまってはどうか」と疑問を呈していたし、物理的に難しいのではないかと思ったりしたが、随分無理な道も通したこんな森林公園ならいいのかもしれないと思えて来た。あ、でもここ、公園といっても椎茸の原木を採ったり作ったりしているから、現代の里山だけど。今、環境省は森林によるセラピーの効果を活用しようと盛んだが、そんな空気もよんでのこの道なのかもしれない。なら、スギやヒノキにはもうちょっと刈り込んでもらう必要があるんじゃないかな。コナラ、クヌギ、道沿いの桜がちょっと、申し訳のカエデの仲間にどんな効果があるんだろう。私には気分良く適度な時間歩けるだけで有り難いけど。家の近くでは車で20分程のところに森林公園があるが、歩くには短すぎるのが残念。
 今回、ここの森林公園でもインタープリターによる森林の説明や探鳥会が開かれていることを知る。昔はなかったのに、随分サービスがよくなったものだ。ネットからは予約が出来ないが(公園のHP自体ない)、一度は参加して見たいなぁ、と思う。

 今は「展示室」となっている、天井の高い木造の建物(小学校の用務員さんの居る建物みたい)にも行って見る。昔はただの建物で入れなかった。窓から覗くと天井が高く、雰囲気はいい。こんなところに研究室を据えられたらいいなぁ、と思ったりする。

 帰路も高速を出来るだけ使って早く帰るようにする。渋滞を出来るだけ避けられるドライブも気分転換にはいいもんだ。

 明日と木曜は会議。スーツとコートを用意して持ってゆくことにする。発表はないから楽だけど、それって出る意味あるのかなぁ・・・まあ、本のプロットを考えようか。それと、一週間、頑張れるかなぁ。

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