食の世界にいま何がおきているか
2004年11月5日 読書
米国でBSEが発生し、また欧州で共通の食料基準の組織が出来つつある今となっては、なんとも遅きに失した部分が半分以上。でも食料・農業行政に関してはまだ定石となる部分がある感じはした。完全ジャーナリズムな前著「狂牛病」よりはずっとマシで物事をよく述べていると思う。お薦め度は、「狂牛病」よりマシだが「いま」を題している通りで、余り薦められない。これよりは「世界は食の安全を守れるか」平凡社のほうが「いま」を見るにはまだいい。こっちの本は海外事例の宣伝本って匂いもキツいけどね。
コメント