ISBN:4480020756 文庫 ウィリアム・キャクストン 筑摩書房 1986/09 ¥1,050
長いアーサー王伝説の要点をかいつまんだ本。人生的には節目節目を描いているのだけれど、いつの間にか円卓の騎士が結成されていたり、結婚していたりと飛んでいるところも著しい。先に中世までのケルト文学を概観した本を読んでいたので、背景は少しは見えるのかもしれないが、血縁的にも騎士の間の関係もなんとも凄まじい世界であった。コレをマトモに映画「キング・アーサー」に反映するとどうなのかねぇ、と思ったり。
美術史の授業で習って美術館で舞台の模型を見たトリスタンとイゾルデがアーサー王伝説と絡んでいるのをやっとこさ知った。イタリアにも話の断片があるのが10-11世紀って、「薔薇の名前」の時期かぁ、と思うと、それはそれで思うところはある。歴史って面白いかも知れないけど、記憶容量がないしそれほどそこに裂ける時間と容量は無いか。
この量の文庫が1050円だったのか。面白かったけど、
長いアーサー王伝説の要点をかいつまんだ本。人生的には節目節目を描いているのだけれど、いつの間にか円卓の騎士が結成されていたり、結婚していたりと飛んでいるところも著しい。先に中世までのケルト文学を概観した本を読んでいたので、背景は少しは見えるのかもしれないが、血縁的にも騎士の間の関係もなんとも凄まじい世界であった。コレをマトモに映画「キング・アーサー」に反映するとどうなのかねぇ、と思ったり。
美術史の授業で習って美術館で舞台の模型を見たトリスタンとイゾルデがアーサー王伝説と絡んでいるのをやっとこさ知った。イタリアにも話の断片があるのが10-11世紀って、「薔薇の名前」の時期かぁ、と思うと、それはそれで思うところはある。歴史って面白いかも知れないけど、記憶容量がないしそれほどそこに裂ける時間と容量は無いか。
この量の文庫が1050円だったのか。面白かったけど、
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