8月5日の日記

2004年8月5日お仕事

　どうも上手く動かないC/Nコーダー(試料中の炭素と窒素を計る機械)、メーカーサポートを頼むがおっとり刀で話が進まない。そうこうするうち午後から急遽セミナーが入り研究室から退出する。休み時間に研究室に携帯から電話を入れたら、タイミングを見はからったようにメーカーサポートとすれ違い、機を逸する。セミナー終了後、メーカーにもう一度問い合わせ、明日の連絡を待つ。
　これまでの実験データでどうも納得行かない点の洗い出しと追加実験をしようとも画策するが、午後からのセミナーで潰れる。
　物事うまく行かなくてストレスたまりまくり。ある機械の電源を入れたまま帰ってきてしまった。もう自分が制御できない。
♪狂いはじめたら誰も君を止められない♪

　セミナーはLife Cycle Assessmentに関するもの。関っている本論だから外せない。一発目の大学の先生の話(説明スライドなどなく紙で配ったものの説明のみ)は、直感的にこの人は説明能力ないな、と思った通り自分で納得したわき道ばかりで理解を進めようというものではなかった。ついでに時間だけ掛けまくり。他、実務者やウチの部長の話は充分に面白かったし出た価値はあった。・・・森の微生物生態の研究者だったときのOnly Oneから農業生態における競争社会のNo.1になれって司令はキツいとか、LCAに関する妙な誤解や期待てのがあるのね、という勉強とか、自分の立場の微妙さとかいろいろ考えた。

　セミナーの後は機械の関係上実験が出来ないし、前売券を買っちゃったので職場の夏祭りに出る。日ごろ職場や同期でおしゃべり出来ない色々な人々と話し、職場の監事(理事長以下の経営者のお目付役)に不満ぶちまけまくりとか、あった。植物の病気が人間に移るのかは知らないが、「植物ウイルス研究所」と書いたテントの下で焼き鳥ってのは、どうもいい気がしない。中国人留学者のやる水餃子の店は常に長蛇の列。壊れかけた奴から見よう見まねで再生された足踏み水車(四半世紀以上前はこれで用水路から水田に水を与えていた)を子供に体験させたりとか、イカを使ったザリガニ釣りとか、農業試験場だねぇ、ってのは微笑ましい。
　この間ビールを1500ml程飲み、フィリピンの料理と水餃子を食べた。

　なんやかやと忙しく慌ただしく一日が終わった。帰って借りていたビデオを見つつ、機械の電源を落とすのを忘れていたことに気づく。交通手段なくもう遅い。自分の駄目さを感じつつ、物事が悪くなってなきゃいいな、と不安になる。でも明日まで致し方ないのも事実。眠ろう・・・
　有給休暇を使うとか、あるし、昨日は妻が休みだからという強引な理由で休んだが、出勤してみて結局状況はキツいのだと思うと、鬱＆不眠が加速しそう・・・