晴れてすっきり。気温もさして高くなく、帰る時にはかなり涼しく、快適。水不足が心配。

 朝は定時より1時間早く出勤。メールやらを見てウォーミングアップをしてみるが、どうも物事が考えられない。気合いのあるうちにとパートさんに他の研究施設にある図書館で文献をコピーしてもらったのを読み、その引用からさらに遡ってコピーをお願いする。本筋とそれを修飾する情報の読み込みをほぼ完了。かけらだけが集まってカレットガラスの山みたくなってきた感じがする(感じだけで山ではなかったり・・・)。しかし、煮えきらない。全てが散文的だ。ディテールだけが鮮やかで、本筋がかすんでいる。
 研究論文も文芸書も同じ。ちらちら見せるディテールや見せ場にパンチを効かせつつ、一つの通った筋の結果を最後には読者に見せつけることだ。
 で、じゃあそのストーリー構築は本当にいいのか。同じ研究部門で工学畑のLife Cycle Assessmentをやってて転職してきたKさんにその確認をお願いする。出てきた結果に関して注意すべき点は多いし(好き勝手に使われると物事がおかしく進んでしまう。例えば数字の独り歩き)、地域農業にあてはめることの困難さはあるが、構成や手順にミスはないだろう、とのこと。基本的な解説書やある程度の論文を読んで来て一人の人間に確認した程度でいかがなものかと言う話しもあるが、私個人が果たす責任に落ち度はないと少しくらいは思っていいのだろう。
 LCDの前に座ると動きたくない。が、実験、つまりは体も動かさないと不健康。ごく簡単な作業をする。動きはじめれば、何とかなりそう。動くまでが難儀・・・
 夜、行動計画の具体案を作り、詰め込んだ知識を利用できるように整理。作業的意味合いは低いが、研究の話を進める上では悪くはない。多数数値を扱う研究をしてきたけど、実は使っている数値の原点をロストして検索に費やす時間も結構あったから。

 物事きっちり切り替えつつ順序立てればそんなに仕事時間はかからないのに、妙に遅くなった。非効率。
 車の運転を楽しみつつ帰宅。デミオの拡張版が出たというし、イスの出来、足回りもよさげだが、私はこの走りに病みつきである。操る楽しさって、数字にならないしカタログで書きようもないから、本当に損している車だと思う。

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