エアフレーム―機体〈上〉
2004年6月26日 読書
信頼性が高いはずの旅客機で発生した謎の航空機事故。社命をうけてQAチームは原因究明に乗り出すが・・・
アメリカらしい労使対立、適当な陰謀、報道の動き、そして事故の原因自体等、謎とモチーフをばらまいて、テンポよく進む話には引き込まれますねぇ〜。航空業界＆関連小説が好きな人には航空機会社という舞台はもういいや、基本的なタームがくどい、と思われるくらいだろうけれど、疎い口には物事がしっかりサポートされているという形だから、臆することなく話しに接せられるのはありがたい(このへんはジュラシックパークと同じ)。業界ネタで装飾した推理サスペンスものといったところでしょうか。ストーリー半分、科学技術物に関する興味半分で楽しんでます。もっと早く読んでおくべきだったかな。
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