6月16日の日記

2004年6月16日 お仕事
 夜は入眠が遅く、朝に薬が残るらしい。眠りは深くなったと思うけど、体に合う薬はどこに。

 日差しは強いが、気温はさして高くなく、風も涼しくて心地よかった。帰る時はちょっと冷たいくらいだったが、なんだかんだと火照った体と頭には心地よかった。

 出勤して見たメール。管理職Sから、英文年報の原稿作成の協力依頼。そんなのしている時間と精神の余裕はないよ、と思い、しばしシカトしていたが、協力依頼であって作成依頼じゃないなら、と読んでいたら以前作った図を英文化してほしいということだった。2時間仕事と踏んで仕上げる。ふらりと研究室に現れた管理職S、本文はこちらで書くというが、和文で書いて英文翻訳ソフトにかけるって・・・おいおい。「書く?」って言われたけど、〆切まで4日、それだけの仕事をすればいいなら不可能ではないが、厳しすぎ。業界紙の原稿と学会の英文要旨+翻訳があるけど、もうちょっと早く言ってくれれば対処も不可能じゃなかったのに。

 というわけで現在の懸案トピックス。取り組んでいる研究で扱う数字の山に乗り切れない所、所属部門のセミナーが来週だと判った瞬間一気に血圧が上がるが、だからって大きな進展に持ってゆけるかって、それは別問題。アイデア哲学勝負はズルベタである。が、夕方、夜にかけて血圧上がりまくりで筋の通ったアイデアが次々進む。加熱するなか、話の全体像も見えてきた。現状のライフサイクルアセスメントは多量の要素を入れて結果を出すが、まだまだそういう研究例は少なく、空間的システムバウンダリを広くとった研究例はまだまだ少ない。攻めるなら、今。アイデアより精神的に厳しいけど、これはウケがとれると手応えを感じる。

 研究は不眠性や鬱病になっても続けたいと思う。今の気力なら16時間勤務も出来るだろう。しかし本当に辛いのは、唯一者として孤高の高みに居続けることから、世俗の競争の中で(競争相手はまだ小数だが)戦わないといけないことだね。いや、自分が唯一だと思っても同じことを考えているのは世界に3人はいると恩師の一人はおっしゃっていたなぁ。

 朝遅れたが、気分が乗ってアイデアが次々出て、帰るのが遅くなった。今日は水曜日、定時退社が結構多い日で、妻の会社も然り。帰りの車の中で思い出し、家に帰った時には既に居た妻には悪いことをしたなぁ、と思う。

 仕事日記だけど、科学的考察に導けたらやさしく日記に書けるようにしたい。だれにでもわかるようにかけるかは難しいけど。

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