5月6日の日記

2004年5月6日 日常
 ボスが歌いながら仕事してる〜。ポスドクTさんはネット情報には待ってる〜。
 私は何気にかデータを出す。うーん、これでいいのか・・・?埋めるべき数字はもっとある気はする。研究は進んでいるうちだが・・・悩む。まだまだ状況を整理しなきゃいけないのか。
 韓国から封筒。中身は韓国の農業統計。これはなかなか面白いぞ・・・。次行く時は踏み込んだことが言えるようになっていられるかな。

 周りを防風林で囲まれた動物衛生研究所の中でももっとも奥まったところにあるプリオン病研究センターは決して目立つものではない。が、ある一角からはとても露に見える事が発覚。のっぺりして凹凸がなく目立った窓もない建物に明かりがつくと、実は結構ある窓が浮きたって何とも無気味。さまざまな仕掛けで外部に汚物が出ないようにできている、というと、アメリカのキャンプ(フォート)デトリックの生物兵器実験場を思わせる。中では牛に異常プリオン入りの餌を与えて狂牛病が出るかを実験しているそうだ。あれ?と思う人はいるかもしれない。そう、世間では「食べたら感染する」と流布されている。が、実は食べて感染したという実験結果は今のところない。ついでに付加情報。羊のスクレイピー、牛の狂牛病、人のCJDのプリオン蛋白はそれぞれ一次構造が違う。
 個人的には結構匂う大家畜を閉鎖した部屋で飼うのは大変だろうなぁ、と思う。出すモノも出すしね(昔はこれの研究もした)。

 夜は具だくさんコーンスープ。緩めのペシャメルに賽の目切りのジャガイモ、ニンジン、同じ大きさのタマネギ、シャンピニオン、グリーンピース、お好みでソーセージなどを入れ、火が通ったらコーンクリーム缶を入れて、牛乳を加えゆるさを調節。塩コショウで味を調える。今日は寒かったのでおなかにたまるこってりスープを作ってみた。

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