3月27日の日記

2004年3月22日 旅行
 駅の自販機でのぞみを予約するが、現在時刻を1時間間違えており、間違えたまま1時間早いのぞみに乗ってしまった。席で本来の乗客さんとごっつんこして発覚、次の駅で降りました。1時間駅コンコースの喫茶店で地域限定ビールを飲んで本を読みながら時間をつぶす。時間つぶしの客が多いのか、私は読書だったが一人ぼつねんと何もしていない人が圧倒的に多い。普通のビジネスマン風なんだけど目に焦点が無く呆然としてて、たまにたばこくわえるだけって、大丈夫かって感じがした。私は読書。1時間あれば読み切れるのだが集中力が続かないので、漫画も久々に自分で買った。いつもは隔週医者の待合室で読むくらい。そのため隔週連載だった「天才柳沢教授の生活」が連載されているのを発見、長らく読めなくて残念。書きにくくなるとキャラをはずす「ジパング」はどうにかしろ(梅津は書きにくいが海自的に一番うけると思う。かわくちかいじはそういうキャラを書くのが下手なのは「沈黙の艦隊」でわかっているのだが)。他にもツボな漫画はあるがおいといて。
 広島に着いたのは17時近く。何処かに出向くにも時間が半端で今ひとつ気が乗らない。市電に乗るだけで観光が出来る、広島はとっても住みやすく、興味は尽きない都市だと言うことはわかっている。しかしスーツを含む荷物は重く、住処&実家では丁度良かったフリースにコートもここでは暑い。早々にホテルにチェックインして暮れなずむ街を窓から見る。こうして広島に来ることもなくなるのかと思うと、行っておいた方がいいところは多いのじゃないかと思うのだが・・・
 比治山にある現代美術館と旧青空図書館(現まんが図書館:今ほど本を読まなかったが、たまに出かけて立ち読みをしたものだ)には行くつもり。他にも行くべき所はある気はするのだが、一体どこなのだろう。懐古趣味に浸かっていられるのもそうそうないのに。

 博士号を取るのは研究者として当然のこと。それは一生の記念というし、これまでのモラトリアムが終わると言う意味でも大きな区切りだと思う。それは人格に対しても与えられるものだと職場のK先任は言っていた。こうしてホテルの一室に閉じこもっていても、確かに人生の一つの区切りでもあるのだ、としみじみ思う。
 日記を書いていても思いばかりが暴走する。明日は学位授与式。バスの数が少ないから早めに余裕を持って出たい。

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