急ぎの仕事の先が概ね見えたので、うちの職場@農業試験場が主催する国際集会@カドミウム汚染に行く。が、遅くてポスターと最後の口頭発表を聞いただけ。General discussionは話を聞いていないからやめ。話題の中心はやっぱりカドミウム汚染土壌の修復だった。最近書いた論文(審査中)でも少し触れたが結果として削られた部分には、汚染を回復するのはそうそう簡単じゃないし、捉えようによってはあまり意味がないみたいなことがあったりする。
農地のカドミウム汚染はイタイイタイ病の原因であることは周知であると思う。じゃあ過去の問題か、というと、現在でも農地には結構汚染された所がある。問題になっていないのは、農地の修復の努力とカドミウムで汚染された食料が出回らないよう規制がなされている結果である(BSE安全宣言と同じ)。
ちなみに会場はエポカルつくばという所。脱構造が主流の時代にあか抜けない構造ばりばりの建築。無意味に広いロビーには欅が植えてあり、表向きは会議室なのに実は和室なんてのもあったりする。国際集会なので公用語は英語だが、同時通訳のサービスがあった(よくそんな金が出せたな、うちの職場)。

研究室に帰って、急ぎの仕事の結果の一部をコンピュータから出力する。ディスプレイ上で何度も見直したはずだが、いざ出してみるとほころびが見え、何度も出しなおす羽目になる。紙がもったいないからと書類の途中だけ出して差し替えとか。いきおい似たような事が書かれた紙で机が埋まる。もうちょっときちんと出来ないものかなとしみじみ思う。グリーン購入で再生紙を使っているが、どんどん使っちゃ環境にも悪い。

帰路、ちょっと寄り道してCDを買った。遊佐未森とケルト音楽。谷山浩子コーナーはないのにケルト音楽の欄があったのには驚いた。それなりに流行っているの?

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