紅葉を見て帰還

2003年11月3日
 8時に朝食。パンは自家製でナッツとチーズ、プレーンがあったが、どれも味と香りが良かった。食事だけに地元の人が来たりするくらいの良い宿。宿泊施設としてはちょっとプアかもしれないが、山形牛を使った各種肉料理とたくさん選べるワイン、サイフォンで淹れるコーヒーはかなりポイントが高い。「こういう店が家の近くに欲しい」というのが妻の弁。

  部屋を片づけて一路裏磐梯へ。駐車場は混むかなぁ、と思ったら案外すんなり駐車できた。連休最終日だから?経験的にこれまではもっとぎっしり詰まってる感じがしたけど・・・
  紅葉というか黄葉(派手な木は少ない)というかは終わっていて、木々はほとんど葉を落としていた。ちょっとうら寂しい感じの林を暫く歩く。落ち葉の上を歩くのもよいが、もう少し葉のある時、そしてもう少し人の少ない時に来てみたいものだ。
  人がごった返す駐車場とドライブインにもどり、一路昼飯を食べに喜多方をめざす。地図上裏磐梯と直線距離では短いが峠を越えるので走行距離は結構あった。
  喜多方の町は存外に小さく、中心部の商店街でお祭りがあったので街中には入れなかったが、だからといって車道が混む訳でも駐車場があふれるわけでもなかった。中心街は不明だが、それほどラーメン屋が多いわけではなさそう。駐車場付きのラーメン店(宇都宮の餃子連合会みたいに「老麺会」とかいうのを作っていて会の店だった)を見つけて入って、妻はラーメン、私はタンメンを頼む。喜多方ラーメンを名乗る俗悪なチェーン店はあるが、本場の店は違った。あっさりスープと野菜がうまくマッチしてとてもおいしかった。個人商店は違うね。

  少し早いが渋滞は嫌なので13時半には帰路につく。磐越自動車道に乗り、昨日果物の安かったSAの反対側のSAに入る。が、果物は安くなかった。昨日見たラ・フランスの箱売りはどこに、と愕然とする妻。

 渋滞をかすめ表磐梯から5.5時間+夕食で家に帰りついた。あまりのんびりではなく走りまわる旅行だったけど、気分転換にはなったかな?「働いたらご褒美もね」と妻。(独身時代の)くだんの私の夜討ち朝駆けとは違う旅行だったけれど、比較的安く贅沢できたかな。

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