開いたふた

2003年9月21日
 飛行機から夜明けを見る。朝食。しばらくして客室乗務員より連絡を受けた。シドニーで一端飛行機を降り、別の飛行機に乗り換えてメルボルンに行くのだそうだ。なんてこった。職場経費で行ける出張とはいえ、仕掛けが悪すぎる。が、シドニー空港で驚いたのはこの経路でメルボルン入りする人が多かったこと。直通が買えなかったのか?シドニーでの乗り換えの飛行機はトラブルで1時間近く遅れた。この航空機には、入国審査をしていない海外からシドニー経由でメルボルンに入る旅行客が乗る訳だが、中にはなんと国内線として乗る人もいる、とアナウンスから知る。なんでもシールを張った航空券を入国審査カウンターに提示してくれ、とのこと。じゃあ出国審査して来たのか??メルボルンには2時間遅れで到着。入国審査はEU程ではないが、成田空港より簡単に済んだ。国内線出発ロビーに行き、チケットカウンターで遅れのため乗れなかったパース行き航空券を次の便の物に代えてもらう。慣れたもので即発券。搭乗手続きをして荷物を預け、荷物とボディチェックも列が短くてさくさく進む。最短乗換え時間1時間ということだったが、40分ほどで搭乗窓口に行けたのはありがたかった。ここからパースまでは4時間。30分遅れで到着した空港からはタクシーに乗る。宿となるSt. Geouges Collegeに入る。Collegeというが国際集会が開かれるUniv. of Westan Australiaの付属施設宿泊である。後で知るが、受け付け窓口は5時迄だったので、さらに遅れていれば宿にも入れない所だったようだ。
 部屋に荷物を置いたらWelcome cocktailに急ぐ。本来的にはRegistrationを受けてこの集まりにも初めから参加したかったのだが、トータル4時間到着時刻が遅れたため、途中参加。ここでは、会場では最初偶然会った日本人と日本語を話すがビール、ワイン、ビールと飲み継ぐうち酔いが回り、出来ない英語でいろいろな集団に突撃し意味不明のことを喋った。自己アピール、相手の研究に対する基本的質問など、だったと思う。自分でもこれほど饒舌になることは少ないかもしれない。ともあれとてもたくさんの分野の人が集まり満月ポトフーになっていることに感激する。こういう環境でないと私の研究は発表できないから。ちょっと飲み過ぎ気味で帰路につく。部屋に入ったらまず各種照明の具合を見て、荷物を広げ部屋を自分流にアレンジ。内装はちょっと古いが、収納と大きな机、充分な照明、簡易オフィスを構えてこうして文書を打つには全く悪くないと思う。

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